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堺市で空き家活用を考えている方必見!補助金の申請条件や流れも確認

松島 久治

筆者 松島 久治

不動産キャリア21年

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堺市で空き家の活用を考えている方や、補助金を活用して新生活を始めたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。「堺市子育て世帯等空き家活用定住支援事業補助金」は、子育て世帯などが空き家を購入・改修して定住するのを支援する制度です。この記事では、申請条件や補助内容、手続きの流れ、補助金受領後の注意点まで詳しく解説します。自分に当てはまるか、補助対象となるかを知りたい方はぜひご一読ください。


(事業の概要と目的)

堺市が実施する「子育て世帯等空き家活用定住支援事業補助金」は、令和7年度(2025年度)の制度であり、申請受付は令和7年5月1日から令和8年2月27日までとなっています。受付は平日の午前9時から正午、午後12時45分から午後5時30分の間で行われ、予算(3,600万円)に達した時点で終了することがありますのでご注意ください。対象となるのは、市外から堺市に転入、または市内の賃貸住宅から転居してきた若年世帯・子育て世帯です。空き家の購入費用の一部を補助することで、空き家の活用促進と若年・子育て世帯の定住を図ることが目的です。

項目概要
実施年度・受付期間令和7年度: 令和7年5月1日~令和8年2月27日
対象世帯若年世帯・子育て世帯(市外転入または市内賃貸から転居)
対象住宅既存住宅(居住用として使用された住宅)で、要件を満たす空き家

補助対象世帯および住宅の詳細要件

堺市の「子育て世帯等空き家活用定住支援事業補助金」では、補助を受けるために世帯と住宅の両方が厳格な要件を満たす必要があります。

まず世帯要件として、若年世帯(売買契約年度の4月1日時点で申請者または配偶者のいずれかが39歳以下)または子育て世帯(18歳未満の子を持ち、売買契約年度の4月1日時点で契約対象住宅に同居)が対象です。また、市外から転入する世帯は転入前に1年以上市外に居住、市内の賃貸住宅からの転居世帯は転居前に1年以上市内賃貸に継続居住していることも必要です。他にも、暴力団関係者でないこと、市税を滞納していないこと、生活保護を受けていないことなど、一般的な公的補助に共通する条件もあります。

住宅の要件としては、次のような条件があります。まず、災害レッドゾーンに該当しない土地にあることが求められます。加えて、世帯が住民票を異動した日から遡って1年以上、かつ売買契約日から遡って半年以上空き家であった住宅であること、耐震性能を備えていること、建築基準法令違反で是正命令を受けた建物でないこと、一戸建てまたは長屋住宅であること、建物状況調査が実施されていることなど、詳細かつ多岐にわたる要件が定められています。さらに、住宅及び土地が申請者またはその配偶者等の名義であること、かつ前年度の3月1日以降の転入が確認できること、抵当権が設定されていないことも必要です。

要件分類主な要件
世帯要件 若年世帯または子育て世帯。市外から転入、または市内賃貸から転居。暴力団関係者でなく、市税滞納・生活保護なし。
住宅要件 災害レッドゾーン外。1年以上空き家(住民票転入日基準)かつ契約日基準で半年以上。耐震性能・インスペクション実施済。一戸建てまたは長屋。所有名義明確、抵当権なし。

これらの要件は制度の信頼性と効果的な活用を意図しており、事前に各要件をしっかり確認いただくことが重要です。

申請の流れと必要書類

堺市子育て世帯等空き家活用定住支援事業補助金の申請は、まず「令和7年度は令和7年5月1日から令和8年2月27日まで」と期間が定められており、平日の受付時間は午前9時~12時および午後12時45分~17時30分です。受付は予算(3,600万円)に達した時点で終了するため、早めの申請が望ましいです。

項目内容補足
受付期間令和7年5月1日~令和8年2月27日※予算到達で終了
申請方法窓口または電子申請電子申請はPDFやJPEG等で添付
受付時間平日 9:00–12:00、12:45–17:30各区役所では不可

提出方法については、住宅施策推進課の窓口に必要書類を持参するか、堺市電子申請システムを利用することができます。電子申請の場合、書類はPDFまたはJPEG等の画像データで、文字が鮮明である必要があります。不鮮明なものは差し戻される可能性があります。

提出書類は、まず指定様式の申請様式一式(様式第1号・第2号・第5号)が必要で、これらはWord・Excel・PDF形式で提供されており(例:交付申請兼実績報告書、同意書、交付請求書など)、全て揃えて提出しなければなりません。

添付書類として、以下が必要です。

添付書類内容備考
住民票の写し世帯全員分最新のもの
戸籍の附票や住民票の除票等世帯全員分必要に応じて
領収書、売買契約書等補助対象経費の確認コピー提出
登記事項証明書住宅と土地名義確認全部事項証明書
建物状況調査結果インスペクションの書類宅建業法に準拠
耐震性能証明昭和57年5月31日以前建築の場合必要
空き家期間確認書類閉栓日や申立書等必要に応じて売主の申立書
その他条件関連書類賃貸から転居、宣誓書、登記事項証明書等該当世帯のみ

申請後の流れとしては、まず市が要件を審査し、1~2か月程度で補助額が確定されます。補助金交付決定後、市から郵送で通知され、その後1か月程度で指定口座に振り込まれます。ただし、対象住宅には補助金の交付日から10年間、処分制限が設けられています。

なお、申請にあたっては事前に住宅施策推進課へ確認相談することをおすすめします。不備があると受付できないため、内容確認のうえでの申請が安心です。

補助金交付後の留意事項

堺市の「子育て世帯等空き家活用定住支援事業補助金」を受けた後、おさえておきたい重要なポイントは、以下の通りです。

ポイント内容留意事項
処分制限の継続 補助金交付から10年間、対象住宅の処分には市長の承認が必要です。 裏切るような処分を行うと、補助金の返還などの対応が求められる場合があります。
振込時期目安 交付決定後、約1ヶ月で指定口座へ振り込まれます。 手続きの進行に応じて、振込予定時期を記した通知が届きます。
受付状況の確認方法 堺市公式ページの「お知らせ」欄や住宅施策推進課への問い合わせで確認できます。 予算が早期に執行された場合、受付が早期終了することがあります。

まず、補助金を受領した住宅については、交付を受けた日から10年間、市長の承認なしに売却・交換・賃貸などの処分を行うことは禁止されています。そのため、たとえば住宅を売却したり担保にしたりする場合には事前に必ず承認申請が必要です。消防や災害、危険状態での処分については、事後報告で対応可能な場合もありますので、個別にご相談ください。これは法的義務として定められていますので、違反しないようご注意ください。

補助金交付の決定がされると、市から「補助額と振込予定時期」が記された通知が届きます。通常、補助金は決定後約1ヶ月以内に、指定の口座へ振り込まれますので、受領を確認し、銀行口座などに変更がないかもあわせてご注意ください。

なお、申請受付状況や予算の残額については、堺市の公式ウェブサイト「お知らせ」欄や、直接「住宅施策推進課」へのお問い合わせで随時確認できます。令和7年度の受付期間は令和7年5月1日から令和8年2月27日までですが、予算額(3,600万円)に達した時点で受付が終了しますので、早めの確認・申請をおすすめします。

まとめ

堺市の「子育て世帯等空き家活用定住支援事業補助金」は、若年世帯や子育て世帯が市内に定住しやすくするための大きなサポートとなります。申請には、世帯や住宅の細かな要件や手続きが定められており、補助金交付後も10年間の処分制限など注意が必要です。計画的に準備を進め、必要書類や申請条件をしっかり確認することが、スムーズな申請のポイントとなります。不明点は早めに確認し、安心して補助金制度を活用しましょう。

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